2023/12/13
論文の勉強をしている中で、色々と考察したことがある。
昇任試験に論文を行うのは、何も教員の世界だけではない。
一般企業においても、論文による昇任試験は存在している。
むしろ、公務員の昇任試験の方法は民間に倣ってできたのではないか?
さらに言うなら、教員の昇任試験こそ民間に倣うまでいかずとも、東京都庁で働く各部署の主任級選考に準じているのではないかと思うようになった。
そして、採点者も校長や教育委員会人事部に留まらず、場合によっては専門業者に委託しているのでないか?
だとしたら、ほぼ全員が対策済みの「職務レポート合格対策集」だけでは足りないのである。
「職務レポート合格対策集」の内容は抑えた上で、東京都の教員以外の主任級試験を突破できるような表現力がないといけないと感じた。
試しに、東京都の主任級選考の参考書を買ってみたところ、論文の字数制限は主任教諭選考と同等の1500字であるし、論文で問われていることも似ていた。
現状の課題をあげ、主任としてどう取組むか?はまさに同じである。
さらに、この本の良い所としては、
「職務対策レポート合格対策集」では模範回答しか載っていないが、
「合格者が書いた主任試験合格レベル論文実例集」は添削の内容を載せている。
これにより、どのような点がNGかも良くわかる。
また、論文添削票からどのようなポイントで論文が評価されているかもわかる。
【問題意識】
・問題(理想と現実のギャップ)を理解しているか
・問題の背景をとらえているか
・問題の原因を的確にとらえているか
・問題点と解決策の整合性はあるか
【論理性】
・問題解決の実証性はあるか
・解決策は現実的、具体的か
【表現力】
・文章は分かりやすいか
・誤字や脱字等のミスはないか
【積極性】
・主任職の立場から論じているか
・自ら解決する意気込みが感じられるか
おそらく、主任教諭選考の論文も似たような評価となっているのでは?と考える。
要は、これらの視点で日々の職務であったり、論文を執筆することが重要なのである。
全員が対策している「職務対策レポート合格対策集」では、このような視点まで書かれていないため、
プラスαの勉強を他の参考書でもやることをお勧めします。
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